もう何十年前でしょうか、商業高校の必修は「そろばん」でした。
国家資格ではないけれど、そろばん検定は就職にどうしても必要なものでした。当時はまだ電卓などない時代です。計算機といえば、機械式の“ガチャガチャ”と音を出しながら計算をするような、今みたら笑ってしまうような機械があるような程度でした。もちろん、パソコンはもっと後の時代です。こんな事書くとくと年齢が分ってしまいますが。
ですから、そろばんは大事な就職資格のようなものでした。確か商工会議所主催だったと思いますが、検定資格を取るのに結構がんばった記憶があります。
でも今は、電卓とパソコンの時代。今時そろばんを使っている人は事務所の中では見ることはありません。家の中でも、事務所の中でもほこりをかぶっています。先日など、そろばんを見つけて、懐かしくなってしまいました。
それでも、そろばんの検定試験は今でもやっているそうですね。確かに、そろばんをやっていると、暗算に強くなるし、簡単な計算なら、何もなくても出来てしまいます。頭の回転も速くなるようなので、単に計算の道具、というだけでなく、そろばんの場合は意外な効用があるのかもしれません。